Dreamy workshop
メインページ更新履歴プロフィールフリーソフト・PD-Character「悠」PDC用キャラクターデータ・スキンCG展示室CGの描き方講座掲示板・お絵かき掲示板リンクコーナー

ココではまずラフ・本描き・主線修正についての流れを説明します。




まずは全体のキャラクターのポーズを考えてそれを適当にラフります。

コレは最初のうちは必ずしておいた方が良いでしょう。

そうでないと、出来上がりのポーズが不自然になってしまいます。

それで納得するポーズが描けるまで、何度も描いてみます。

慣れてしまうとこの作業をしなくても描けるようになります。

実はこのキャラを描いたときはこの作業をしていなかったので、

後からこのラフを描きました。f(^^; でも、ラフはこんな感じで十分です。

極端な話、キャラの顔は描かなくても良んです。

全体の感じさえつかめれば良いんですから。


最初のラフを元に鉛筆等でキャラを丁寧に描いていきます。

もちろん、この時に細かい仕草やシワなども描き込みます。

最初は少し薄めに描いて、だんだん主線を強く描いていくと、

失敗したときに綺麗に直せます。

この時点で出来るだけバランスのおかしいところを

直しておくと後で楽です。

また、ペン入れに自信のある人はペン入れすれば

後の作業がかなり楽になります。


因みに、僕はペン入れが大の苦手でして、

出来るだけ綺麗にした鉛筆画を使います。>ポイント1参照


余談ですが、ペン入れは最初のうちは極力した方が良いです。

なぜなら、その後の主線修正が凄く楽になるからです。

で、ココからは主線修正の作業になります。

はっきり言って、ココが一番大切且つ時間のかかる場所です。

まず、描いた絵を300DPI位のグレースケールで取り込みます。

このとき、CGの大きさは気にしなくてOKです。

そして、スキャンした画像を更に拡大し、汚い線を消したり、

全体的に線を細くしたりして修正していきます。

パス機能を使えるならそれを利用するのも手です。

僕の場合、細かいところ以外はパス機能を利用しています。
>ポイント2ポイント5参照


全体に線を綺麗にすることが出来たら、

今度は主線だけのレイヤを作ります。

まず、サイズを変更します。サイズの目安は、

解像度ディスプレイ解像度と同じ物(普通72か96DPI)で

縦のサイズが 480 600 768 の何れかにしておくと便利です。

(要するにディスプレイの縦のサイズに合わせて置くんです)

こうすれば後で壁紙にも起用しやすいですよ。(笑)

※ただし、印刷等の目的も含んでいる場合は、
  サイズの大きいまま作成しましょう。
  Webに載せるときに最後に縮小すれば問題ありませんし、
  実はそうした方が奇麗に出来ます。
  最近はずいぶんメモリも安くなっているので、
  高解像度のまま編集する方も多いですね。
  僕も最近はもっぱら400DPIで取り込んでそのまま着色して、最後に縮小画像にします。


サイズ変更後、主線をレイヤ化して"選択範囲"の"選択範囲の読み込み"

を選んで、更にチャンネル黒で"反転"をチェックしてOKを押します。


その後、新しいレイヤを開いて、黒で塗りつぶしをしてやります。

そうすると、新しいレイヤに主線だけがコピーされます。

その後主線だけのレイヤ必ず"透明部分の保護"をチェックしておいて下さい。

で、元の主線画像は見えなくしても良いし、捨ててもOKです。
そうしたら、色を塗る前に、表示モードをRGBカラーにしておきましょう。


※主線をパスで描いたり、各部品(髪とか腕とか・・・)で分けている場合はカラー画像に変更するときに
  レイヤーを統合するかどうか聞いてきますが、統合しない方が後で主線を着色するとに便利です。
  メモリーに余裕のある方は、主線もレイヤー分けしていた方がいいですよ。


  次に進む
  前のページへ戻る